フォーフェイティングと国際ファクタリングの違いを解説!

 

本ページでは、フォーフェイティングと国際ファクタリングの違いについて解説しています。

お互いのメリット・デメリットや、この二つの違いもご紹介していますので、海外企業相手に取引をされる方はぜひ一読してみてください。

 

国際ファクタリングに関しては以下記事をご参照ください。

 

フォーフェイティングとは?仕組みを解説!

フォーフェイティングとは、信用状(L/C)の不払いリスクに加え、輸入企業の貸し倒れリスクに備えた代金決済方法です。

輸出取引に通常使われる信用状(L/C)は、輸出企業の不払いリスクには対応してくれますが、輸出企業の貸し倒れリスクには保証してくれません。

しかし、フォーエイティングはこの信用状(L/C)に加え、輸出企業の倒産などによる貸し倒れリスクに対しても保証してくれます。

 

フォーフェイティングの仕組みについてはみずほ銀行にわかりやすく紹介されていたので引用させていただきます。

フォーフェイティング

—— みずほ銀行|L/Cフォーフェイティングをご利用になるメリット

このように、手続きは少し複雑になりますが、輸入者・輸出者それぞれの取引銀行が信用状の発行などの仲介を果たしてくれるのがフォーフェイティングです。

 

フォーフェイティング3つのメリット

フォーフェイティングのメリットとしては、主に以下の3点が挙げられます。

  • 様々なリスクに対応できる
  • バランスシートの改善
  • 管理負担の軽減

一つずつ詳しく説明します。

 

様々なリスクに対応できる

フォーフェイティングは、輸出先の不払いリスクに加え、カントリーリスクという、戦争や暴動が起きてしまったときのリスクにも対応しています。

そのため、カントリーリスクの高い発展途上国にも積極的に取引を拡大できるというメリットがあります。

 

バランスシートの改善

フォーフェイティングはファクタリングと同じく、リスクの高い債権を資産から切り離し、貸借対照表(バランスシート)を改善できるというメリットがあります。

そのため、金融機関などからの評価が上がるうえ、内部の経営も行いやすくなります。

 

管理負担の軽減

フォーフェイティングはノンリコース契約なので、万が一手形が不払いになっても、輸出者が手形の買戻しをする必要はありません。

その点で管理負担の軽減になります。

 

フォーフェイティング3つのデメリット

フォーフェイティングのデメリットとしては、主に以下の3点が挙げられます。

  • 審査が厳しい
  • 手続きが多い
  • 審査に時間がかかる

一つずつ詳しく説明します。

 

審査が厳しい

フォーフェイティングは銀行に対して様々なリスクがあるがめ、審査が厳しくなります。

そのため、銀行に不利な条件が多いと審査に通らない可能性があります。

 

手続きが多い

フォーフェイティングは国際ファクタリングと違い、書類手続きが多くなる傾向にあります。

更に様々な書類で、原本が必要になります。

 

審査に時間がかかる

フォーフェイティングは信用状(L/C)発行や、手続きが多いことに加え、審査に時間がかかることもデメリットと言えます。

これも銀行にリスクのある取引だからで、ヒアリングなども納得いかなければ長期間にわたってされることもあります。

そのため、早急に取引を行いたい場合には向いていません。

 

フォーフェイティングと国際ファクタリング5つの違い

フォーフェイティングと国際ファクタリングの違いには、主に以下の5点が挙げられます。

  • 信用状(L/C)
  • 買い取るもの
  • 審査
  • 手数料・金利
  • カントリーリスク

一つずつ詳しく説明します。

 

信用状(L/C)

フォーフェイティングが信用状(L/C)を発行する取引なのと違い、国際ファクタリングは信用状(L/C)を発行しません。

そのため、信用状(L/C)発行にかかる時間やコストを削減でき、スムーズに取引が進められます。

 

買い取るもの

フォーエイティングは手形しか買い取ることが出来ませんが、国際ファクタリングは債権を買い取ります。

そのため、書類はコピーでもよい、などのメリットがあります。

 

審査

フォーフェイティング3つのデメリットに記載した通り、フォーフェイティングは審査が厳しいうえ、時間がかかります。

国際ファクタリングは、フォーフェイティングと違い、審査がそこまで厳しくないため、比較的通りやすいと言えます。

 

手数料・金利

国際ファクタリングの手数料は約0.7%~2%/月なのと違い、フォーフェイティングは0.5%~1%/年の金利がかかります。

そのため、手数料や金利などからみると、フォーフェイティングの方が安く済む傾向にあります。

 

カントリーリスク

これがフォーフェイティングと国際ファクタリングの大きな違いになります。

国際ファクタリングは戦争や災害などのカントリーリスクに対しては対応していません。

しかし、フォーフェイティングはカントリーリスクに対応しており、万が一カントリーリスクで取引額が支払われなくても、銀行側が支払ってくれる仕組みになっています。

カントリーリスクまで対応しようと思うのならばフォーフェイティングの方がよいでしょう。

 

まとめ

フォーフェイティングのメリットやデメリット、国際ファクタリングとの違いについて解説しました。

フォーフェイティングは手数料が安く、カントリーリスクにも対応していますが、手間や時間が多くかかってしまいます。

そのため、どちらが良いのかじっくり考える必要があると言えます。

 

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